小学校へ入学して数か月。
毎日元気に通ってくれているものの、小学1年生ならではの悩みが少しずつ増えてきました。
わが家の下の子は、上の子とはまた違うタイプです。
明るくて自分の気持ちをはっきり伝える反面、一度「こうしたい!」と思うと、なかなか気持ちを切り替えられません。
そんなある朝の出来事です。
「○○ちゃんは車で行ってるから、私も車がいい!」
わが家から小学校までは少し距離があります。
毎日歩いて登校するだけでも、小学1年生にとってはなかなか大変です。
最近は疲れも出てきたのか、
「歩きたくない。」
「○○ちゃんは車で行ってるから、私も車で行きたい!」
と言う日が増えてきました。
親としては、その気持ちはよく分かります。
でも毎日車で送ることはできません。
仕事もありますし、登校班で歩いて学校へ行くことも、小学校生活の大切な経験の一つだからです。
「今日は下校ね!」下の子が作った予定表
実は最近、
「今日は下校がいい!」
と言うことが増えてきました。
わが家では、保護者が仕事をしているため、放課後は学童(わが家では児童クラブと呼んでいます)を利用しています。
地域によって利用条件は異なると思いますが、わが家では仕事がある日に利用しています。
もちろん、仕事を調整できる日もあります。
以前、予定を調整して下校にしたことがありました。
その日がとてもうれしかったのでしょう。
それ以来、「また下校がいい!」と言うことが増えてきました。
そしてある朝、下の子が見せてくれたのは、自分で作った予定表。
実はこれ、筆箱のふたの裏に付いていたおまけの空白の時間割なんです。
最近の小学生向けの筆箱には、時間割表が付いているものも多いですよね。
その空いているところに、自分で「児童クラブの日」と「下校の日」を〇や×で書き込み、オリジナルの予定表を作っていました。
そして、その予定表を私に見せながら、
「じゃあ今日は下校ね!」と一言。
思わず心の中で、
「いやいや、その予定を決めるのはあなたじゃないでしょ(笑)」
とツッコミを入れてしまいました。
下の子に悪気はありません。
きっと、自分なりに予定を考えてみたかったのでしょう。
でも親としては、
「仕事はどうするの?」
というのが正直な気持ちです。
親の都合ばかり押しつけているのかな…
私は下の子に、
「今日は児童クラブの日だよ。仕事があるから変更はできないんだ。」
と伝えました。
子どもからすれば、
「今日はこうしたい。」
という気持ち。
でも親には、仕事や予定など、どうしても変えられない事情があります。
子育てをしていると、
子どもの気持ちを大切にしたい自分と、
現実との間で悩む自分がいつもいます。
「親の都合ばかり押しつけているのかな。」
そんな気持ちになることもあります。
泣いたあと、自分で気持ちを整理していた
下の子は「イヤだ!下校がいい!」と言い、そのあとしばらくシクシク泣いていました。
私も、どう声をかけるのが正解なのか分かりませんでした。
無理に励ましていいのか。
少し時間を置いた方がいいのか。
見守るしかありませんでした。
するとしばらくして、
何も言わずに自分で歯磨きを始め、
着替えも済ませ、
そのまま登校班で学校へ向かって行きました。
きっと自分の中で気持ちを整理したのでしょう。
その姿を見て少しホッとした反面、
「本当に納得できたのかな。」
「我慢させすぎていないかな。」
という気持ちも残りました。
子どもにも親にも「どうにもならないこと」がある
普段の下の子は、自分の気持ちをしっかり伝えるタイプです。
だからこそ、急に聞き分けが良くなると、
「無理をしていないかな。」
と、逆に心配になることがあります。
子どもには子どもの事情があります。
親にも親の事情があります。
どちらかが悪いわけではありません。
それでも、どうしても折り合いをつけなければならない場面があります。
そんな時、どう伝えるのが正解なのか。
正直、今でもよく分かりません。
小学1年生は毎日が初めての連続
小学1年生になってまだ数か月。
子どもも毎日たくさんのことを頑張っています。
長い距離を歩いて登校し、
授業を受け、
新しい友達と過ごし、
覚えることもたくさんあります。
「歩きたくない。」
そんな一言の裏には、
きっと子どもなりの疲れや不安もあるのでしょう。
親としては、できることはしてあげたい。
でも、何でも希望をかなえることはできません。
その線引きの難しさを感じた朝でした。
同じように、小学1年生との毎日に悩んでいる保護者の方がいたら、
「うちだけじゃないんだ。」
そんなふうに思ってもらえたらうれしいです。
同じ小学1年生でも、子どもの性格は本当にさまざまです。
わが家も上の子と下の子では悩みがまったく違います。
「これが正解」という答えはありませんが、これからもその時々に感じたことを、この**小1の子育て日記**として残していきたいと思います。


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