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*第2回*小2で受けたWISC検査――医師とスクールカウンセラーが感じた“違和感”
前回の記事では、小2でWISC検査を受けることになったところまで書きました。
でも正直、この頃の私は――
発達障害なんて、まったく想像していませんでした。
「WISC(ウィスク)検査?」
「それって何が分かるの?」
そんなレベルです。
娘は学校で頑張っていたし、勉強もそこまで極端にできないわけじゃない。
ただ、行き渋りがあったり、困っていることをなかなか言えなかったり、内気で少し不器用さは感じていました。
でも、それが発達特性につながるなんて、思ってもいませんでした。
WISC検査結果を見せられても、正直よく分からなかった
検査結果の日。
担当の先生から、検査結果の紙を見せられました。
そこには数字が並んでいて、
「かなり凸凹があります」
と言われました。
でも、当時の私は、
「はぁ……?」
という感じ。
数字を見ても、正直よく分からない。
それが何を意味しているのか、娘の何につながっているのかも分かりませんでした。
「コミュニケーションの難しさがあります」
先生は冊子を開きながら説明してくれました。
開かれたページは、“自閉症”についてのページ。
そこで言われたのが、
「こだわりは強くないけれど、コミュニケーション面で難しさがあります」
という話でした。
そして、
「社会的コミュニケーション症という特性です」
と言われました。
その時、私の頭に浮かんだのは――
「えっ……自閉症なの?」
という言葉でした。
正直、頭が真っ白になりました。
それまで、発達障害なんて考えたこともなかった。
だから、すぐには受け止めきれませんでした。
すぐには受け入れられなかった
今なら、「特性」として少し理解できます。
でも当時は、正直ショックでした。
しかも先生から言われた内容を、私はちゃんと理解できていませんでした。
「かなり凸凹がある」
と言われても、
それで娘は何が苦手なの?
何に困っているの?
どう関わればいいの?
そこが全然分からなかった。
そして何より、
私自身が、娘のことを分かっているようで分かっていなかった。
娘が何に困っていて、何を苦しく感じていたのか。
私はずっと、計りかねていました。
だから本当は、
「この子はこういう時に困りやすいです」
「こういう関わり方が合います」
そんな具体的な説明がほしかった。
でも当時は、
「検査結果の紙」と「冊子」を見ながら説明を受けただけ。
私はどこか、
置いていかれたような感覚になっていました。
あの時は分からなかった。でも今なら少し分かる
今、改めてWISC-Ⅳの結果を見ると、
娘の“困りごと”につながる特徴が、少しずつ見えてきます。
娘の結果は、
- 全検査IQ(FSIQ)80台後半
- 言語理解(VCI代替)60台後半
- 知覚推理(PRI)100台前半
- ワーキングメモリ(WMI)100台前半
- 処理速度(PSI)80台前半
かなり得意・苦手の差が大きい、いわゆる“凸凹タイプ”でした。
でも当時の私は、この数字の意味をまったく理解していませんでした。
ただ、
「かなり凸凹があります」
と言われて終わり。
だからこそ後になって、
「もっと早く分かっていたら、娘への関わり方も違ったのかな」
と思うことがあります。
そして今なら、あの数字が、娘の日常の“困りごと”につながっていたことが少し分かります。
次回は、WISC検査結果から見えてきた、娘の特性について。
「分かっているのに言葉にできない」
「説明では分からないけど、見ればできる」
そんな娘の“見えにくかった困りごと”を、当時のエピソードも交えながら書いていこうと思います。

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